windows vagrant Homestead環境でLaravelアプリを追加する際の覚書
最近windows環境でLaravelを複数追加することがおおくなったので、メモを兼ねて記述しておきます。変な所あったらコメントもらえると助かります。
気を付ける事
まず Homestead.yamlの設定とhostsの設定からおこない、windows側と仮想環境側のフォルダが共有状態になる様に設定が出来るまでがんばる。
これを後回しにして .env
の設定やコードとか書いてしまっても、場合によってはフォルダ内のアプリまるごと行方不明になるので、要注意。
Homestead.yamlの設定
# 例えば一つ目のアプリが以下の様にあった場合 folders: - map: C:/Vagrant/larabook to: /home/vagrant/larabook sites: - map: larabook.test to: /home/vagrant/larabook/chapter09/public
Homestead.yamlの設定 二つ目のアプリを追加
--- ip: "192.168.10.10" # 省略 # こんな風に設定を追加する folders: - map: C:/Vagrant/larabook to: /home/vagrant/larabook # 追加 # map がwindows側のフォルダ、 larabook_tdd フォルダを作る事 # to は仮想環境側のディレクトリ やはり larabook_tdd を mkdirする - map: C:/Vagrant/add_app_name to: /home/vagrant/add_app_name sites: - map: larabook.test to: /home/vagrant/larabook/chapter09/public #追加 # map はローカル環境で使いたいドメインを指定、.dev .app は設定しない方が良い # to は上同様仮想環境側のディレクトリだが、laravelアプリ内のディレクトリ publicまでを指定する - map: add_app_name.test to: /home/vagrant/add_app_name/public
hostsの設定
windows10の場合以下のファイルを編集する。
最初は読み取り専用だとおもうので、書き込みできるようにwindowsのプロパティ等で設定する。
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
host ファイル内の最後の行に以下の様に追加
yaml の最初にあるIPとローカル環境で使用したいyamlに設定したドメインを入れる
#
でコメント入れられるので、何で追加したかメモとして残しておくと良い
192.168.10.10 larabook.test # vagrant Laravel study setting 192.168.10.10 add_app_name.test #Add vagrant Laravel study setting
設定をしたらvagrant 立ち上げてない場合は以下のコマンド
vagrant up
立ち上げてた場合は以下のコマンド(ssh で入っていた場合はいったんexitしてからコマンド)
vagrant provision
変更したyamlの設定ファイルの状態で再度vagrant が動作しますので、windows側、仮想環境側、両方のフォルダを開けて、どちらかにtest様にフォルダなりファイルなりを入れてみてください。
設定が上手くいっていれば、片方に入れたファイルが、もう片方の環境にも反映されるはずです。
上手いかなかった場合は yaml の設定が誤っているか、設定が再度読み込まれていないので、再度確認して、修正してから、 vagrant provison
を行って上手く行くまで試してみてください。
個人的にはこの設定が苦手で何度もやり直すことが多いです。
ファイルが両方の環境で無事共有できるようになったら、laravelをインストールなり、リポジトリクローンなりをして、該当のフォルダ内にLaravelアプリを入れれば設定完了です。
以下のコマンドを仮想環境の /home/vagrant
で実行する(Laravel5.6を入れる場合)
composer create-project --prefer-dist laravel/laravel add_app_name "5.6.*"
そうすると、一つ下の先ほどmkdirしたフォルダ内 /home/vagrant/add_app_name
にアプリがインストールされます。
インストールが終わったら、ブラウザで http://add_app_name.test
にアクセスして、すっぴんのLaravelの画面が出れば、設定完了!
しかし、更新しちゃうとマズいファイルはちゃんとエディタで色分けされてない。どうもこのインストール方法だとGitフォルダは作られていないので、add_app_name
フォルダ内に移動してからgit init
した方が良いですね。.gitignore
ファイルは既にあるので、Gitが適用されれば編集しちゃいけないファイルは開発用エディタなら、色が薄く表示されるはずです。
あとはwindows側でエディタを開いて編集してごりごり.envの設定して開発を始める感じです。